振付家ワークショップ vol.3 2020年7月〜9月

振付家ワークショップ vol.3 (オンライン講義+劇場公演) 参加者募集!

2020年7~9月に開催する振付家ワークショップの参加者を募集しています。今年は全ての講義をオンラインで実施するため、インターネット環境のある場所ならどちらからでもご参加いただけます!振付経験者、未経験でも振付を試してみたい方、講義のみ受講したい方など、様々な参加形態を用意しています。ご応募お待ちしております。

振付家ワークショップとは


日本には芸術としての振付家の教育環境が少ないことに着目し、2017年度にvol. 0(試験版)を開始した、振付のためのワークショップです。振付について多角的に検討・議論する場を設け、概念を共有することで、振付家やコンテンツのレベルの底上げだけでなく、日本のコンテンポラリーダンスのシーンの活発化と成熟の一助となることを目指しています。

このワークショップでは、振付について様々な視点からの講義・議論・フィードバック等を重ねることにより、参加者各自が持つアイデアを相対化し、アイデアの発展のさせ方、プレゼンテーションの方法、作品への具現化の方法などを模索していきます。

参加者は、各回のテーマに沿ったゲストによる講義を受けながら、各自のアイデアを口頭でプレゼンテーションし、様々な視点からのフィードバックを重ねながら具体的な作品にまで発展させていきます。

ディレクションとして、これまで海外の様々なカンパニーやフェスティバルに振付作品を委嘱制作してきた振付家の梅田宏明、モデレーターには国内外で振付家・ダンサーとして活躍する児玉北斗を迎えます。またゲスト講師には振付家だけでなく、研究者、プロデューサー、ダンサーなど異なるポジションの方々も招くことで、講義や議論の内容に多様な視点を持たせます。今年はオンラインでの実施に合わせて、振付家ワークショップとしては初めて、海外のゲストもお招きします。

オンライン講義 全11回
国内外で活躍する振付家やプロデューサーだけでなく、デジタルアートほか舞台芸術を超えたアートの視点から見る振付など、多様なゲストによる講義が行われます

作品創作
振付家ワークショップ期間を通して自身のアイデアを発展させ、作品創作を行います

講師陣によるフィードバック、参加者間のディスカッション
作品アイデアや創作のプロセスを共有し、講師や参加者でフィードバックをし合い、表現を探求していきます

劇場公演(神楽坂セッションハウスにて)
最後には振付家ワークショップを通して創作してきた作品を神楽坂セッションハウスにて発表します(発表形態は応相談)

振付家ワークショップ vol.3 テーマ


ダンスパフォーマンスの多様性を模索する

時代の変化やテクノロジーの発展により、コンテンポラリーダンスの在り方や作品形態が多様化してきています。特に作品形態においては、劇場での上演が主でしたが、その形態も多様化し、様々な作品が出てきました。歴史的に見ても稀な現在の状況で、劇場が自由に使えなくなり、より柔軟で多様なダンスの在り方、見せ方が求められるようになりました。初のオンラインでの実施となる今回の振付家ワークショップでは、改めてダンスというものを捉え直し、時代と作品性を見つめながら、多様なダンスの在り方を模索し、試みるワークショップとなります。

開催形態


Zoom及びYoutubeなどのオンラインツールを使用

スケジュール・講義テーマ


講義内容


モデレーター・ゲスト講師


モデレーター

Photo: Shin Yamagata

梅田 宏明

振付家、ダンサー、ビジュアル・アーティスト
2002 年に発表した『while going to a condition』が高く評価され、フランスの Rencontres Choréographiques Internationalesに招聘される。以後、パリのシャイヨー国立劇場共同制作『Accumulated Layout』や、YCAM 共同制作作品『Holistic Strata』などが世界中のフェスティバルや劇場より招聘される。2009 年 から振付プロジェクト「Superkinesis」を開始。他委託振付作品に、ヨーテボリ・オペラ・ ダンスカンパニー『Interfacial Scale』(2013 年)、L.A. Dance Project『Peripheral Stream』(2014 年)などがある。2014 年には、日本の若手ダンサーの育成と、自身のムーブメント・メソッド「Kinetic Force Method」の発展を目的として「Somatic Field Project」を開始。

児玉 北斗

日本でバレエ一家に生まれ、北米やヨーロッパで長年ダンサーとして活動してきた自身の経歴をバックグラウンドに、身体政治とコレオグラフィーの連関について当事者的な問題意識を持ち続け、理論と実践の緻密な相互作用を基盤とした作品を制作している。2018年にストックホルム芸術大学修士課程を修了、芸術学修士(コレオグラフィー)。現在、立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫性博士課程に所属。

ゲスト講師

飯名 尚人

映像作家・演出家・ドラマトゥルク・プロデューサー。映像デザインとして佐藤信、小池博史、川口隆夫、タケヤアケミの作品に参加。ドラマトゥルクとして川口隆夫『大野一雄について』『Touch of the other』。『ASYL』『熱風』などジャンル横断的作品を演出。Dance and Media Japanを設立し「国際ダンス映画祭」を主催。東京造形大学(映画とパフォーマンス)、京都精華大学(映像と演劇)、座・高円寺劇場創造アカデミー(舞台における映像)で教える。

遠藤 豊

LUFTZUG代表/アートディレクター/プロデューサー/テクニカルディレクター
1977年新潟生まれ。舞台芸術から派生し、音楽、映像、デザイン、テクノロジーほか領域を問わず関係性を構築する。2005年有限会社ルフトツークを東京に、2012年LUFTZUG EUROPE、2019年ギャラリーLugtjeをアムステルダムに設立。暖味なメディアの媒介として役割を確立しようと活動を広める。人と感覚の交流、感覚の遍在化を目指し国内外で活動。田根剛、向井山朋子、湯浅永麻などと協働、演出・プロダクション制作に携わる。http://www.luftzug.net/

越智 雄磨

愛媛大学法文学部講師。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館招聘研究員。博士(文学)。専門はフランスを中心としたコンテンポラリー・ダンスに関する歴史、文化政策、美学研究。早稲田大学演劇博物館においてコンテンポラリー・ダンスに関する展示「Who Dance? 振付のアクチュアリティ」(2015-2016)のキュレーションを担当。編著に同展覧会の図録『Who Dance? 振付のアクチュアリティ』、単著に『コンテンポラリー・ダンスの現在―ノン・ダンス以後の地平』(2020)がある。

Photo: Takuya Matsumi

川崎 陽子

株式会社CAN、京都芸術センター アートコーディネーターを経て2014-15 年、文化庁新進芸術家海外研修制度によりHAU Hebbel am Ufer劇場(ベルリン)にて研修。「The Instrument Builders Project Kyoto – Circulating Echo」共同キュレーター(2018年)。2011年よりKYOTO EXPERIMENT制作スタッフ、2020年より共同ディレクター。

小㞍 健太

ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロ・スカラーシップ賞受賞。モナコ公国モンテカルロバレエ団、ネザーランド・ダンス・シアター在籍後フリーとなり、国内外においてダンサーとしての活動を起点に創作、振付、講師、表現指導など多岐にわたり活躍。近年は、渡辺レイらとOptoを主宰するほか、オペラやミュージカルの振付/指導、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導、DanceLab「ダンサー、言葉で踊る」のキュレーター、さいたまダンス・ラボラトリで講師/ナビゲーター、DaBYダンスエバンジェリストを務める。

ポー・チエ・チェン

現在、台湾・台中国家歌劇院の芸術教育部門アソシエイト・マネージャーを務める。舞台芸術、芸術教育、フェスティバル、文化イベント、国際コラボレーションなどに経験が豊富なプロデューサーである。これまでにクラウド・ゲート2、また台湾の舞台芸術で最も重要な団体の一つであるPerforming Arts Alliance(PAA)で活動し、PAA在籍中にはTaiwan Performing Arts Connectionを立ち上げた。2015年、台中国家歌劇院のキュレーター及びオペレーション部門に加わった。2015年より台湾の舞台芸術のプロフェッショナルが集まるPerforming Arts Development Network Association及び2019年よりPerforming Arts Allianceの役員を務める。

真鍋 大度

東京を拠点に活動するアーティスト、インタラクションデザイナー、プログラマ、DJ。2006年Rhizomatiks 設立、2015年よりRhizomatiksの中でもR&D的要素の強いプロジェクトを行うRhizomatiks Researchを石橋素氏と共同主宰。身近な現象や素材を異なる目線で捉え直し、組み合わせることで作品を制作。高解像度、高臨場感といったリッチな表現を目指すのでなく、注意深く観察することにより発見できる現象、身体、プログラミング、コンピュータそのものが持つ本質的な面白さや、アナログとデジタル、リアルとバーチャルの関係性、境界線に着目し、デザイン、アート、エンターテイメントの領域で活動している。

山崎 広太

笠井叡に師事。07年にニューヨーク・パフォーマンス・アワード(ベッシー賞)、13年現代芸術財団アワード、17年ニューヨーク芸術財団フェロー、18年グッゲンハイム・フェローの各賞を受賞、20年ニュージーランドのFootnote New Zealand Danceに新作「霧、神経、未来、オーシャン、ハロー(木霊する)」でオンライン創作に挑み、NZ国内、DaBY、北米ツアー予定。ボディ・アーツ・ラボラトリー主宰。http://bodyartslabo.com ベニントン大学所属。

Photo: Miana Jun

余越 保子

振付家。2013年までNYを拠点に活動、現在は京都在住。2003年と2006年にニューヨーク・ダンス・パーフォーマンス・アワード・ベッシー賞の最優秀作品賞を2回受賞。2009年度のグッゲンハイム・フェロー授与。 国際共同舞台作品の振付、演出多数。高校生との共同振付、映画『Hangman Taokuzo』のプロデュース、本の出版など創作活動は多岐にわたる。近年は城崎国際アートセンターにて、ディーン・モスと共に、振付家のためのダイアローグワークショッップ(JCDN主催)を開催。

コース


A[通し]全てのプログラムに参加、最後に5~10分程度の作品を創作・発表(一般公開有)

・自分の振付を発展させる意欲のある方(未経験者可)
・対象年齢:18~40歳
・応募多数の場合、参加者は選考により決定します
・オンラインで講義に参加する環境があり、Zoom、Youtubeなどが使用できる方(※ パソコンからの参加を推奨しておりますが、必須ではありません)
・9/6(日)の成果報告会にて、各参加者5~10分程度の作品を発表します(一般公開有)

* 作品の創作は、ワークショップの時間外に各自で行っていただきます。
* 作品制作の途中経過の発表とフィードバックもオンラインで行います。最終の成果発表は神楽坂セッションハウスにてお客様を入れて行う予定ですが、そちらでは実際にパフォーマンスを行っても、オンラインや映像での発表としても構いません。
* リハーサルのためにスタジオ(東京・森下)を使用できる時間を数回設ける予定です。

B[講義のみ]講義のみ参加、作品の創作はなし

・ワークショップ中の作品創作はせず、講義のみ受講希望の方
・オンラインで講義に参加する環境があり、Zoom、Youtubeなどが使用できる方

参加料金


A[通し]コース:¥35,000
B[講義のみ]コース:通し¥20,000 | 1回:¥3,500 | 4回チケット¥12,000

支払い方法はお申し込みの際にご案内します

応募方法


件名を「振付家ワークショップ申込」とし、下記を記載の上、Aコースは過去の振付作品の映像資料(あれば)も添えてメールにてお送りください。
メールアドレス: SFP(at)hiroakiumeda.com

申込締切:2020年6月29日(月)

ただし、Bコースの単発受講は講義前日まで受付(上限に達し次第締め切り)

Aコース

応募があり次第選考、上限人数に達し次第締め切り
・お名前
・受講希望のコース
・電話番号
・メールアドレス
・性別
・年齢
・所属と簡単な経歴(ある方は振付/ダンス歴も明記。200字程度)
・過去の振付作品の映像資料(あれば)
・この振付家ワークショップでどのような作品を創ってみたいと考えているか(200字程度)
 ※ ワークショップ開始後に変更があっても構いません。

参加人数に制限があるため、Aコースは参加可能な日数が多い方を優先しますが、全日程参加が出来ない方もご相談ください。

Bコース

対象の講義のある日のみ対象。選考なし、先着順、上限人数に達し次第締め切り
・お名前
・受講希望の講義(日時と講義タイトルを明記)
・電話番号
・メールアドレス
・性別
・年齢

お問い合わせ


Somatic Field Project
SFP(at)hiroakiumeda.com
https://www.facebook.com/somaticfieldproject/

クレジット


企画・制作:S20, Somatic Field Project
助成:公益財団法人セゾン文化財団
協力:神楽坂セッションハウス
フライヤーデザイン:内田 圭